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【松山市】外壁塗装の耐用年数の目安は?|劣化状況や塗料による寿命の違いも解説
2024.11.07
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松山市、松前町、伊予市、砥部町、東温市を中心に外壁塗装をしているプロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】です☆
愛媛県松山市にお住まいの皆様、外壁塗装のタイミングに悩んでいませんか?
適切な時期に外壁塗装を行うためには、「耐用年数」を把握することが重要です。
一般的な外壁塗装の耐用年数は約10年と言われています。
しかし、一言で耐用年数と言っても、使用する塗料や建物の劣化状況によって大きく変わってきます。
この記事では、外壁塗装の耐用年数に関する疑問を、塗装のプロであるプロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】が解説します。
この記事を見ることで、
・耐用年数とは?
・外壁塗装の耐用年数の目安
・外壁の劣化のサイン
が分かるようになります。
塗装の寿命が気になる方、自分の住んでいる家が本当に塗装が必要なのか悩んでいる方はぜひご覧ください。
耐用年数とは?
耐用年数とは、塗料が機能や性能を十分に発揮し、使用できる期間の目安のことです。
つまり、塗装をしたその日から劣化症状が発生するまでの期間です。
「寿命」と混同されがちですが、耐用年数はあくまで目安であり、実際の寿命とは異なります。
・耐用年数:使用できる目安となる期間
・寿命 :実際に使用できる期間
例えば、車の耐用年数は6年とされていますが、適切なメンテナンスを行えば10年以上乗り続けることも可能です。
外壁塗装の耐用年数の目安は?
一般的には、外壁塗装の耐用年数の目安は約10年と言われています。
しかし、
・使用する塗料
・建物の立地や気象条件
などにより耐用年数は異なります。
そのため、使用する塗料の耐用年数を把握し、適切な塗料を選ぶことがとても大切です。また、定期的に外壁の状態をチェックし、劣化のサインを見逃さないようにしましょう。
外壁の劣化のサインについては後ほど詳しく解説します。
『耐用年数』
外壁の劣化を放置するとどうなる?
外壁塗装をせずに放置すると、外壁の劣化が進行し、雨漏りが起こる危険性があります。雨漏りしてしまうと、建物内部に雨水が侵入し、柱や土台といった構造部材が腐食してしまいます。構造部材の腐食は、耐震性の低下を招いてしまいます。
断熱材も同様に劣化してしまうため、断熱性能の低下も招きます。
外壁塗装をしないことは、住宅性能を著しく下げる、住宅寿命を短くする、資産価値を下げるといったデメリットばかりです。大切なお家をしっかりと維持するために、定期的な塗装工事が必要です。
また、雨漏りが続いている状態ですと、シロアリ被害に遭ってしまうこともあります。シロアリは、湿った木材を食べていきますので、大規模な修繕が必要となってしまいます。
以上のことから、外壁塗装を定期的に行うことは、余計な修繕コストをかけずに、建物を維持していくために必要な工事であることがわかります。
築10年頃のタイミングで塗装をするべき理由
外壁材・屋根材自体が劣化してしまうと、上から塗装をしても、もう劣化する前の状態には戻りません。また、劣化してしまっている外壁材・屋根材の上に塗装をすると不具合が生じる事もあります。
そのため、塗装による外壁材・屋根材の保護機能が著しく低下してしまう前の築10年くらいのタイミングで外壁・屋根の塗装をすることが大切です。
塗料ごとの耐用年数の目安
外壁塗装の耐用年数は、使用する塗料によって差があります。
塗料は、樹脂の種類によってグレードが異なり、各塗料の耐用年数は表のようになります。
グレード | 塗料の種類 | 耐用年数 |
低 | アクリル | 約3~5年 |
↓ | ウレタン | 約5~7年 |
中 | シリコン | 約7~10年 |
↓ | フッ素 | 約15年~ |
高 | 無機 | 約15年~20年 |
アクリルやウレタンは耐用年数が短い傾向にあるため、塗り替えを楽しみたい方におすすめです。シリコンはコストパフォーマンスに優れており、人気の塗料です。
フッ素や無機は費用が高くなる傾向にありますが、その分耐用年数が高く、長い目で見るとお得になる可能性があります。
外壁の劣化のサインは?原因と緊急度
外壁の塗り替えを検討する目安として、自宅の外壁がどんな状態なのか、外壁の劣化状況を把握することが大事です。
外壁の劣化は、塗装が太陽の紫外線により劣化し、防水性が低下することによって引き起こされます。
劣化状況の種類、原因と再塗装を行うべき緊急度についてまとめています。ご自宅の状況と比較し、適切な時期に塗装工事を行えるようにしましょう。
色褪せ(緊急度:低)
色褪せは、新築時よりも外壁の色が褪せてきてしまった症状です。水をかけてみて、水がついている部分の色が濃くなっていると色褪せしていると簡単に判断できます。
施工の緊急度は高くはありませんので、他の劣化症状が発生していないかをチェックし、適切な時期を見極めましょう。
チョーキング現象(緊急度:中)
チョーキング現象は、外壁を手で触ると外壁の色がつく症状です。塗料には、防水の役割がある樹脂成分と、色をつける顔料という成分が主に入っています。紫外線により樹脂成分が劣化することで、顔料が表面に浮き出てきている状態です。
塗装の劣化が進行しており、塗装の時期が来ていると判断できます。
反り(緊急度:大)
外壁の反りは、サイディングボードの端から手前に沿ってくる症状です。外壁材が雨水を吸収するようになり、表面から乾燥することで徐々に反ってきます。反りが大きくなると、隙間から雨水が侵入することもあります。
反りを無理に戻すと割れてしまう可能性があるので、サイディングの張り替え工事が必要になります。
ひび割れ(緊急度:中〜大)
ひび割れは、防水性の低下により、外壁材が膨張収縮を繰り返すことで発生します。小さなひび割れであれば、塗料で埋まってしまいます。
大きなひび割れの場合には、塗料で埋まらないため、補修を行なってから塗装工事を行います。1階部分の見える部分には、ひび割れが見えなくても、下から見えない2階部分に大きなひび割れがあることもあります。そのため、できるだけ早期に塗装工事を行うことが望ましいです。
シーリングの損傷(緊急度:低〜中〜大)
外壁目地のシーリングは、紫外線によって劣化してきます。痩せてきている症状は、初期の劣化で施工緊急度は低いです。
その後、ひび割れ(施工緊急度:中)、剥離(施工緊急度:大)と劣化が進むと、雨漏りしてしまう危険性があります。
シーリングは、新築時に防水目的で施工されているものですので、塗装時にも同様に適切な施工を行いましょう。
コケ、カビ(緊急度:中)
外壁にコケやカビが付着している場合も、防水性の劣化が原因になります。コケは、水を多く含むようになり外壁の劣化を早めてしまいます。
カビも健康に良くないため、早期に除去した方が良いです。
鉄部のサビ(緊急度:中〜大)
鉄部は塗装が劣化すると、雨水によりサビてきてしまいます。サビは、できるだけ早く補修をすれば広がらず、建材も長持ちします。
サビを発見した場合には、できるだけ早期に施工を行いましょう。
塗膜の浮き・剥離(緊急度:大)
前回塗装した塗膜が浮いてくる、剥がれてくるといった症状です。経年劣化が原因であることもありますが、前回塗装時の施工不良の場合もあります。高圧洗浄を怠った、外壁材に合わない塗料を使用したなどの原因が考えられます。
劣化に対する適切な補修方法
基本的には外壁の劣化に適切な補修方法は、塗装工事になります。ただし、劣化が進行してしまった場合には、塗装だけでなく下地調整等を行う必要があります。
外壁の反り
反りが少ない場合には、釘打ちで戻すことができます。反りが大きい場合には、釘打ちを行うと割れてしまう可能性があるため、張り替え工事が必要になります。
外壁のひび割れ
0.3mm未満のひび割れの場合には、塗料の下塗り剤で埋まってしまうため、特に補修は必要ありません。
ただし、それ以上のひび割れには、シーリングで埋めるなどの補修を行なってから塗装作業を行います。塗装後にはひび割れは目立たなくなりますが、この補修を行わないと、数年でまたひび割れが同じ箇所に発生するため必ず下地補修を行いましょう。
シーリング施工
シーリングは、塗装ではなくシーリング打設を行います。目地部分は、既存シーリングを撤去し、新しいシーリングを打ちます。サッシ周りは、既存シーリングの上から新しいシーリングを打ちます。
塗膜の浮き、剥離
塗膜の浮きや剥離は、これらを一旦除去し、下地状況を確認します。その状況に応じて補修を行い、塗装作業をすることで長持ちします。
外壁ジャーナル『補修』
まずは「外壁診断」をプロに依頼してみよう
外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、劣化から住宅を守るための重要なメンテナンスです。
外壁の劣化が気になる場合は、まずは地域の塗装店などに「外壁診断」を依頼してみるのもおすすめです。塗装のプロが無料で外壁診断をしてくれて、塗装をすべきかどうか適切なアドバイスをもらうことができます。
プロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】でも、松山市周辺にお住まいの方には
外壁診断を無料でさせていただいております。
私たちは高品質な工事を実現するために現場でのルールやマナー、塗料の乾燥時間や塗布量を徹底して厳守しています。定期的な技術研修も実施し、確かな技術を習得しているので、お客様にも安心して工事を任せてもらっています。
松山市周辺での外壁塗装工事を検討している方は、ぜひ
プロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】へご相談ください!
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