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外壁塗装工事では、シリコン塗料以上のグレードが主流となってきており、中でもシリコン塗料は高耐久・高品質な塗料としてコストパフォーマンスが高く人気です

「シリコン塗装 50万円!」など、非常にお得感のあるチラシを見かけることも多いのではないでしょうか?

この記事では、外壁塗装工事の重要性から、工事のお悩みについてもご紹介いたします。そして、シリコン塗料の魅力や価格相場についてもまとめています。さらには、家計に嬉しい補助金制度も。

安心して依頼できる施工業者を選び、高品質な塗装工事でお家を長持ちさせましょう。



外壁塗装の重要性




外壁塗装は、外壁の美観を向上させるだけでなく、外壁材の耐久性向上、強いては建物自体の耐久性向上に役立ちます。

適切な時期に外壁塗装工事を行うことで、建物の劣化を防ぎ、余計な修繕コストの削減、資産価値を維持することができます。

そもそもなぜ外壁塗装が必要なのか、実際に工事を行った際の流れについてご紹介いたします。

外壁塗装はなぜ必要?



外壁塗装は、外壁材の防水性を保つために行う工事です。塗料には、一般的に色をつけるというイメージがありますが、外壁塗装の場合には「防水性を付与」する目的で行います。

例えば、車をイメージしてみましょう。車の塗装は、色をつけてカッコ良い見た目にする目的はもちろん、ボディの鉄板を雨水から守るという目的があります。何年も放置された車は、塗装が剥げて錆びていってしまいます。外壁も同じで、塗装が劣化すると雨水によって激しく劣化してしまいます。

また、新築時にも外壁は実は塗装されています。サイディングの場合は、工場塗装されたものが現場で使用されており、モルタルの場合は現場で塗装を行なっています。

つまり、塗装を行っていない外壁は、雨水からお家を守るという役目を果たせない ということです。

外壁塗装の塗り替え時期



では、適切な外壁塗装の塗り替え時期はいつでしょうか?

新築時に塗装された塗料は、アクリル塗料が使われていることが一般的で、その耐用年数は約5年になります。

初めての塗り替え時期は、築6~10年でできるだけ早い時期に行うことが適切です。外壁の劣化が少ないうちに塗装工事を行うことで、より外壁材が長持ちするようになります。

築10年程度で塗り替えを行った場合、次の塗り替え時期は築20年程度が目安になります。1回目の塗装時に、シリコン塗料(耐用年数 約7~10年)を使用していることが多いためです。そのため、時期については専門業者による現場調査を行い、正確な診断のもと時期を見極めましょう。

塗装工事の一般的な流れ



外壁塗装工事は、下記の流れで進んでいきます。各工程について、詳しくご紹介していきます。


↓ お問い合わせ

お電話もしくはメールでのお問い合わせを受け付けております。ご連絡の際には、ご希望の工事内容や現在お困りの点、不安なことなど、お気軽にお伝えください。

↓ 現場調査

お問い合わせの際に、お住まいを調査させていただく日程を決めさせていただき、外壁の状態を点検・診断させていただきます。専門スタッフが的確に見極め、適切な補修方法、使用塗料を選定させていただきます。

↓ お見積もり

現場調査の内容を踏まえ、適切な工事を行うための、各種工事プランのお見積もりをご提案させていただきます。ご不明点がないよう、丁寧にわかりやすくご説明させていただきます。

↓ ご契約

お見積もり内容にご納得いただけた際は、ご契約となります。ご契約後もご不安やご不明点がありましたら、随時対応しておりますのでご安心ください。

↓ 色決め

外壁塗装で使う塗料の色を決めていきます。カラーシミュレーションなどを行い、満足いく色をお選びいただけるようにサポートしております。

↓ 工事日確定の連絡

お客様のご都合をお伺いし、工事日を決めます。ご不在でも工事は問題なく進みますが、可能な限りご都合に合わせた工程計画の作成を行っております。

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『お問い合わせからの流れ』


  工事開始  

↓ 足場工事

足場をお家の周りに組み立てる作業で、半日〜1日で終わります。台風でも倒れない丈夫なもので、職人の安全、作業の効率化のために必要なものです。

飛散防止シートで、その後の高圧洗浄時の水、塗装時の塗料が周りに飛び散らないようにします。

↓ 高圧洗浄

専用の高圧洗浄機で、外壁を洗浄していきます。外壁表面についた埃や汚れを洗い流し、塗料と外壁の密着を良くします。高圧洗浄を行わずに塗装をしてしまうと、浮きや剥がれといったトラブルの原因にもなります。

↓ 養生

塗装しない部分(サッシ・窓ガラスなど)や塗料が付着しては困る部位に、テープやビニールシートを貼って塗料の飛散を防ぎます。綺麗な仕上がりにするために必要な作業でもあります。

↓ コーキング打設

サイディングなどの外壁の場合は、コーキング打設の工程が入ります。

↓ 外壁下塗り・中塗り・上塗り

外壁塗装は、基本的に3回塗りで作業が行われます。下塗りは、接着剤のような役割を果たしており、中塗り・上塗りで色がつきます。

各工程で、適切な塗布量、乾燥時間で作業を進め、均一な塗装が施されるように進めます。

↓ 付帯塗装

雨樋・破風・水切りなどの、外壁ではない部分の塗装作業です。これらも塗装することで長持ちし、美観も良くなります。

↓ 養生撤去・清掃

養生を外し、ゴミなどの清掃および、塗りのチェック補修を行なっていきます。

↓ 足場解体

足場解体も、架設時と同様に半日程度で作業は終わります。

↓ 清掃・最終チェック

足場解体後にもゴミが落ちていないか、塗装に問題はないかの最終チェックを行い施工完了となります。


塗装工事の流れは、シリコン塗装でも、他の塗料を使用しても基本的には同じになります。このような工事内容も、しっかりとわかりやすく説明してくれる業者を選ぶと安心です。


工事期間のよくある質問



工事の流れがわかったところで、工事期間中に不安や気になることも出てくるかと思います。ここでは、よくある疑問についてご説明いたします。

・工事の騒音や臭い

外壁塗装工事では、塗装作業自体は非常に静かに進み、ほとんど騒音は出ません。足場架設・解体時、高圧洗浄時は大きな音が出ますが、事前にスタッフが工事日程について近隣にご説明いたしますのでご安心ください。

臭いに関しては、油性塗料を使用する場合は、希釈にシンナーを使うので匂いがきつくなってしまうことがあります。水性塗料も臭いはありますが、有機溶剤を含まないのでシンナー臭の心配がなく、より少ない臭いで作業が進めることができます。

現在では人体や環境の配慮のために、油性塗料よりも水性塗料を積極的に採用することが多くなっています。

・不在でも大丈夫?

外壁塗装工事は、外で行う工事で室内に入ることはありません。そのため、ご不在でも問題なく工事は進んでいきますのでご安心ください。当日の作業内容などを知りたい場合には、事前にご説明させていただくことも可能です。

・足場に登って確認できる?

工事の様子を足場に登って確認することは、非常に危険ですのでご遠慮いただいております。気になる箇所がある場合には、お写真などをお撮りし、ご確認いただけるようにさせていただきます。

・高圧洗浄で水漏れしないか

高圧洗浄を行う前に、外壁の状態をしっかりと点検します。

特にひび割れや損傷部分を確認し、必要ならば補修を行いますのでご安心ください。

シリコン塗料の特徴、メリット・デメリット



シリコン塗料は、外壁塗装用の塗料として、昨今で最も使用されている種類で非常に人気があります。その魅力、メリット・デメリット、他の塗料との違いについてご紹介いたします。

<シリコン塗料の魅力>

シリコン塗料は、使用されることが多いため、塗料メーカーからも多くの商品が出されています。選択肢が多く、豊富な実績があるという安心感からも、塗料選びに迷ったらとりあえずシリコンで!と考える方も多いです。

<シリコン塗料の特徴>

シリコン塗料は「シロキサン結合」と呼ばれる結合を含む塗料で、このシロキサン結合は、ケイ素原子(Si)と酸素原子(O)による結合です。鉱石やガラスなどの無機物と同じ構造のため、結合する力が非常に強いのが特徴です。そのシロキサン結合を含むため、シリコン塗料も紫外線などによる影響を受けにくく、長期間にわたり塗膜の劣化症状が表れにくい塗料です。 一般的なシリコン塗料の場合、耐用年数は約7~10年で、ウレタン塗料より高い耐久性を発揮します。

<シリコン塗料のメリット>

・耐候性が高い

・低汚染性を持っているため、汚れが付きにくい

・性能に対して、価格のバランスが良く、コストパフォーマンスが高い

・耐熱性を持つ

仕上がりが美しく、美観が長持ちし、耐久性と施工コストのバランスが良いです。各塗料メーカーからも多くの商品が出ており、扱うことのできる塗装業者が多いです。

<シリコン塗料のデメリット>

・ウレタン塗料よりも価格が高い

・フッ素塗料、無機塗料よりも耐久性が低い

・比較的ひび割れしやすい

より価格が高い塗料と比較すると、耐久性は劣っていますが、塗料用に開発されたものですので、外壁塗装に用いる際にひび割れやすいという特徴は、ほとんど気にする必要はないと言われています。

また、雨樋など比較的柔らかく、動きが大きいものには、シリコン塗装は避ける場合もあります。

<シリコン塗料と他の塗料との比較>

塗料グレード外壁塗装の価格相場 *30坪で換算耐用年数
ウレタン90万円~110万円約5~7年
シリコン100万円~120万円約7~10年
フッ素120万円~140万円約15年~
無機130万円~150万円約15年〜


上記は、塗料グレードと費用、耐用年数を比較した表です。

シリコン塗料は、100万円で10年持つと考えると、ウレタン塗料はその性能に比べて割高であることがわかります。

また、フッ素塗料、無機塗料に関しては、費用の分だけ耐用年数が長くなるといった印象ですが、シリコン塗料は100万円で10年、無機塗料は150万円で15年持つと考えると、コストパフォーマンスは大きく変わらないことが分かります。

耐用年数は、外壁の状態や立地環境などにも左右されますが、費用と耐久性を考えると、シリコン塗料は金額と性能のバランスが優れている塗料である、と言えるのです。


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外壁ジャーナル シリコン塗料


シリコン塗装の価格相場



シリコン塗装の価格相場は、80万円~150万円と言われています。

(一般的な2階建て住宅/塗り面積200㎡)

・シリコン塗料を使用した、30坪戸建て住宅での見積り例

工事項目単価 数量 単位金額      備考
足場・飛散防止シート¥1,000190.3¥190,300 
養生¥400190.3¥76,120 
高圧洗浄¥200165.0¥33,000外壁
コーキング打ち替え¥80053.5m¥42,800外壁目地
コーキング増し打ち¥70055.5m¥38,850サッシ周り等
破風塗装¥1,10038.0m¥41,8002回塗り
軒天塗装¥1,20016.5¥19,800 
雨樋・水切り*5 一式 ¥42,0002回塗り
外壁塗装     
下塗り¥1,000134.2¥134,200弱溶剤シーラー
中塗り¥1,400134.2¥187,880弱溶剤シリコン塗料
上塗り¥1,400134.2¥187,880弱溶剤シリコン塗料
      
現場管理費 一式 ¥68,000 
小計   ¥1,062,630 
消費税   ¥106,26310%
合計   ¥1,168,893 


単価に数量をかけて、各工事項目を足したものが全体の工事費用になります。

見積もりを取った際に、単価が相場と異なっていないかチェックすることができます。工事項目に過不足がないかも確認しましょう。

チラシの価格は嘘!?

「外壁塗装工事 シリコン50万円!」などをチラシで見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

外壁塗装     
下塗り¥1,000134.2¥134,200弱溶剤シーラー
中塗り¥1,400134.2¥187,880弱溶剤シリコン塗料
上塗り¥1,400134.2¥187,880弱溶剤シリコン塗料

これは、上記のように見積書の外壁塗装の項目の部分のみの価格を言っており、実際に外壁塗装工事全体の見積もりを取ってみると100万円を超えているということも。

広告の文言と併せて、見積もり内容にも気を付けながら、見積もりを依頼されることをおすすめします。

シリコン塗装に補助金・助成金は使える?



シリコン塗装でも、補助金・助成金が申請できる場合があります。

松山市では外壁塗装工事に利用できる補助金制度があります。

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『令和6年度わが家のリフォーム応援事業』


令和6年度は募集終了してしまいましたが、来年度も行う可能性がありますので、ぜひ利用を検討することをおすすめします。

また、株式会社ナカタでは 足場代最大10万円OFFの【ナカタ補助金】をご準備しておりますのでお気軽にお声がけください!




松山市で外壁塗装業者を選ぶおすすめポイント




・施工実績が豊富

・口コミ、評判が良い

・色やデザインの選択肢が多い

・会社の信頼性と安心感が高い

ホームページやその他サイトの口コミなどを見て、上記に当てはまる施工業者を選びましょう。

残念ながら、不誠実な施工を行う業者もいます。しっかりと事前に調べ、ご自宅と皆様のためにベストな提案をしてくれる施工業者に依頼されることをおすすめします。

松山市で外壁塗装するならプロタイムズ松山南店へ!



それでも「よくわからないな…」という方は、プロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】へご相談ください。

お客様のお家にとってより良くなるよう、ベストなご提案をさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました!ご質問などございましたらお気軽にご相談くださいませ。

愛媛県中予地区での外壁塗装、屋根塗装、リフォーム工事はプロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】で決まり!



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