スタッフブログ


こんにちは!プロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

私たちは愛媛県松山市、松前町、伊予市、砥部町、東温市を中心に、外壁塗装やリフォームの専門業者として、地域の皆さまの大切な住まいを守るお手伝いをしております。


外壁塗装を成功させるための最初の、そして最も重要なステップは「下塗り」です。しかし、下塗りの重要性について、きちんと理解している方は意外と少ないかもしれません。


この記事では、外壁塗装における下塗りの重要性について、その理由から種類、費用相場まで、分かりやすく解説していきます。「下塗りって本当に必要なの?」と疑問をお持ちの方も、ぜひ最後まで読んでみてください。


この記事を見ることで、


    ・外壁塗装での下塗りの役割と下塗りしない場合のリスク

    ・外壁塗装の下塗り塗料の種類と選び方

    ・外壁塗装の下塗り塗料の費用相場と見積書の見方


が分かるようになります。


外壁塗装のプロである私たちが解説します。
外壁塗装を検討されている方はぜひご覧ください。



外壁塗装における下塗りの役割を分かりやすく解説!




外壁塗装の塗装工程では、下塗り、中塗り、上塗りと3回も塗りの工程があります。

ここでは、外壁塗装の工程と下塗りの役割を確認しておきましょう。


外壁塗装の工程とは?

一般的な外壁塗装の工程は以下のとおりです。


    1. 高圧洗浄(1日)
    長年蓄積した汚れや古い塗膜(塗料の膜)を、高圧洗浄機を使って徹底的に洗い落とします。

    2. 養生(1日)
    窓やドアなどの塗料が付着する可能性のある箇所を、ビニールシートやテープで覆います。

    3. 下地処理(1日)
    ひび割れや欠損部分を補修します。

    4. 下塗り(1日)
    外壁の素材や劣化状態にあわせて、適切な下塗りを行ないます。

    5. 中塗り(1日)
    下塗りが乾燥したら、中塗りを行ないます。

    6. 上塗り(1日)
    中塗りが完全に乾燥したら、仕上げの上塗りを行ないます。

    7. 最終確認 
    塗装が完了したら、塗り残しやムラがないか、最終確認を行ないます。


外壁塗装の工事は、高圧洗浄から最終確認まで、乾燥時間も含めると10日~2週間程度が目安となります。なお、下地処理の際、ひび割れの大きさによっては、シーリング材の充填や部分的な補修が必要です。また、中塗りは使用する塗料によって回数が異なります。


下塗りは縁の下の力持ち!その役割とは?

下塗りは、まさに「縁の下の力持ち」といえる重要な役割を担っています。
具体的には以下の4つの役割があります。


・接着剤
・目地調整
・防水効果
・アルカリ抑制


下塗り材は、外壁材と上塗り塗料の接着剤としての役割を果たしているため、下塗りがないと、上塗り塗料がうまく密着せず、剥がれや浮きの原因となってしまいます


目地調整の役割も大きく、下塗りにより外壁材の目地部分の小さな凹凸を埋めることで、上塗り塗料が美しく仕上がります。さらに、下塗り材には外壁材への雨水の浸入を防ぐ防水効果があり、外壁材の劣化を防いで建物の寿命を延ばすことが可能です。また、セメント系の外壁材は、時間の経過とともにアルカリ成分が染み出してくることがあります。


下塗り材にはこのアルカリ成分を抑制する効果があるため、上塗り塗料の変色や退色を防いでくれます。


下塗りをしないとどうなる? 具体的なリスクを解説!




先述したように、接着剤や目地調整などの重要な役割を担っているため、下塗りがなければ、どれだけ高性能の塗料で仕上げた場合でも不具合が発生しやすくなります。


たとえば、外壁塗装の下塗りをしなかった場合、塗料の剥がれやひび割れが起きたり、カビやコケが発生したりするなどのリスクがあります。また、色ムラや艶ムラが生じるなど外壁塗装の仕上がりの悪さや、中塗りと上塗りがうまく密着しないために耐久性が低下するなどの要因にもなりかねません。


【ひび割れの発生】


【カビ・コケの発生】

(引用:スタッフブログ『外壁調査って何?どんな事するの?』


結果的に既存の外壁の色が隠せず塗装前の外壁材が透けて見えてしまうケースや、塗装後すぐに塗膜が剥がれてダメになるケースも起こりえます。つまり、外壁塗装をきれいに仕上げたり、耐久性を担保したりするためにも、下塗りの工程は必要不可欠だといえます。


下塗り塗料の種類と選び方




下塗り塗料には、シーラープライマーフィラーなど、さまざまな種類があります。


下塗り塗料の種類

特徴

シーラー

・下地に上塗り塗料が吸い込まれるのを防ぐ役割がある

・水性タイプは最も普及しており臭いが少ない

・溶剤(油性)タイプは臭いが強いが吸い込み防止効果に優れ、乾燥時間も短い

プライマー

・密着効果を高め、下地への吸い込みを防ぐ役割がある

・錆止め効果を持つプライマーもある

・金属下地の使用に適している

フィラー

・粉分を含んだドロドロとしたテクスチャー

・凹凸模様の塗装時に使われるケースが多い

・劣化が激しい下地に用いられる

・砂骨ローラーで厚めに塗る必要がある

・伸縮性の高い微弾性フィラーもある


シーラーは、密封や密閉などを意味する Seal が語源となっており、塗料の密着効果を高め、傷んだ下地に塗料が吸い込まれるのを防ぐ役割を担っています。比較的劣化が少ない場合は、臭いの少ない水性タイプのシーラーが用いられます。逆に、劣化が激しい場合は、臭いは強いですが、吸い込み防止効果に優れた溶剤タイプがおすすめです。


プライマーは、シーラーと同じ意味で使われるケースも多く、シーラーとプライマーの明確な線引きはとくにありません。シーラー同様、密着効果と下地への吸い込み防止の役割があり、おもに鉄やアルミ、ステンレスなど金属の上塗り塗料を塗りやすくするために使用されます。


フィラーは、ドロドロとした粘り気のあるテクスチャーで、サラサラした液体であるシーラーやプライマーとは用途が異なります。フィラーは、劣化が進み凹凸の激しい下地を平らにするのが主な役割です。ひび割れが目立ちにくくなる効果もあります。


なお、微弾性フィラーと呼ばれる塗料もあり、硬いゴムのように伸縮性があるのが特徴で、ひび割れにもその伸縮性により追従が可能です。そのため、小さなひび割れが起きやすい外壁の吹付け仕上げの際に利用されています。


気になる費用相場は?


下塗り塗料の費用相場は、選ぶ塗料や外壁の状態によって大きく左右されます。

ここでは、下塗り塗料の費用相場や見積書を見るときのポイントを解説します。


下塗り塗料の費用相場

下塗り費用の相場は、使用する下塗り材の種類や、外壁の劣化状況によって異なりますが、一般的な目安は以下のとおりです。


㎡単価: 約700~1,000円

坪単価: 約2,300~3,300円


よって、延床面積30坪(約100㎡)の外壁を塗装する場合、下塗り費用だけで、7万~10万円程度かかる計算になります。この金額をもとに算出すれば、自宅の外壁塗装の下塗りがいくらくらいになるのか、ある程度の相場感をつかめるでしょう。


ただし、実際には塗装面積や足場の設置、人件費などの要素も加わり、下塗り塗料のグレードでも金額が変わってくるため、あくまで参考程度に留めておいてください。


見積書をチェック!悪徳業者を見抜くポイント

悪徳業者に騙されないためには、見積書の内容をしっかりと確認することが重要です。
以下のポイントを参考に、複数の会社から見積もりを取り、比較検討するようにしましょう。


・内訳が明確になっているか
・下塗り材の種類が明記されているか
・下塗り材の塗布量・塗布回数が明記されているか
・下塗り工程に関する説明があるか


見積書は金額だけではなく、その内訳が明確かどうかもチェックが必要です。


下塗り材の費用は、塗装面積が根拠となり金額が決まるため、きちんと数量が書かれているかがポイントになります。「一式」など内訳が曖昧な場合は、その曖昧さを隠れ蓑にして、必要な材料や過程を間引き不当に利益を得ようとしている可能性もゼロではありません。下塗り材はどれを選ぶかで大きく費用が変わってくるので、下塗り材の種類はもちろん、塗布量や塗布回数もしっかり明記されているかを確認しておきましょう


また、見積書は工程ごとの括りで記載されているのが一般的ですが、内容によっては素人に理解が難しい項目もあります。そのようなケースでも、備考欄などにさらに詳しい説明が添えられていれば、安心して外壁塗装を依頼できる塗装会社と判断できます。


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外壁塗装の下塗りには、接着剤や目地調整、防水効果などの役割があり、外壁塗装には不可欠な存在です。


下塗り材にはシーラーやプライマー、フィラーなどがあり、延床面積30坪の場合の費用相場は7万~10万円程度です。
信頼できる塗装会社に依頼するためにも、見積書の内訳を把握し、下塗り材の種類や塗布量、回数なども書かれているかをきちんと確認しましょう。


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