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こんにちは!プロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは愛媛県松山市、松前町、伊予市、砥部町、東温市を中心に、外壁塗装やリフォームの専門業者として、地域の皆さまの大切な住まいを守るお手伝いをしております。


「外壁の塗り直しを検討しているが、塗料選びに迷っている」という方はいませんか?外壁塗装をする際には、できるだけ耐用年数(塗料の機能が持つ年数)が長い塗料を選びたいものです。


そこでこの記事では、耐用年数の長いフッ素塗料について解説します。
この記事を見ることで、


・フッ素塗料が耐久性に優れている理由

・フッ素塗料のメリットとデメリット

・フッ素塗装の費用相場

・フッ素塗料への塗り替えを安く済ませる方法


が分かるようになります。
松山市で外壁塗装についてお考えの方は、ぜひ参考にしてください。



フッ素塗料とは? その特徴をわかりやすく解説




フッ素塗料とは、蛍石(ほたるいし)を原料に作られる耐久性の高い塗料です。

フッ素樹脂は炭素原子とフッ素原子が強固に結びついているため、他の樹脂系の塗料よりも耐久性に優れています。紫外線による悪影響にも強いため、外壁塗料としては非常に適しているといえます


・フッ素塗料を選ぶ4つの理由

・フッ素塗料の弱点とは?


フッ素塗料について、メリットとデメリットにフォーカスし、その特徴を掴みましょう。


フッ素塗料を選ぶ4つの理由

フッ素塗料が耐久性に優れている理由には、「非粘着性」「耐薬品性」「低摩耗性」「耐候性」といった4つの特徴が大きく関係しています。私たちの身近なところにあるフッ素が活用された事例は、テフロン加工のフライパンです。フッ素をふきつけた金属は、食材がこびりつきにくくなり、汚れも軽く水を流せば落ちます。


このフッ素が外壁塗料に活用されると、主に以下のようなメリットが得られます。


・非粘着性: 汚れを弾く

・耐薬品性: 酸性雨に強い

・低摩耗性: 汚れが流れ落ちやすい

・耐候性 : 紫外線ダメージに強い


一般の素人が、外壁をすみずみまで綺麗にするのはほぼ不可能で、高さがあり、広範囲に及ぶ洗浄作業を一個人が担うのには無理があるでしょう。
フッ素塗料は特に何もせずとも美観が維持しやすい外壁塗料です。実際、こまめなメンテナンスや塗り替えが難しい大型商業施設にも使われています。


フッ素塗料の弱点とは?


フッ素塗料には、機能性に富みこまめなメンテナンスを必要としないメリットがある反面、価格の高さ施工の難しさといったデメリットもあります。高い料金を払うなら、きちんとした仕上がりを求めたいのは消費者の本音です。職人の技量により仕上がりに差が出るとなれば、依頼先選びも慎重にならざるを得ません。


また、フッ素塗料は他の塗料と比べると色の選択肢が限られています。色味も含めた外観デザインにこだわりたい方には、選ばれにくい塗料と言えるでしょう。横に伸びづらい性質もあるため、塗り替えてから時間が経過すると塗料がひび割れやすいといわれています。


【 ひび割れした外壁 】

関連記事 ▶プロタイムズ|外壁塗装ジャーナル

『 モルタル外壁にひび割れ!?原因・補修の必要性・補修費まで解説 』


費用対効果抜群! フッ素塗装の費用相場



下表で示す通り、一般的にフッ素塗料の施工にかかる費用は他の塗料と比べると中程度であり、耐用年数は長い部類に入ります。お手頃価格とまでは言えませんが、塗料の持ちがいいため費用対効果は高い塗料です


 

1㎡あたりの料金

耐用年数

無機塗料

4,000~5,500円

約15年~

【フッ素塗料】

3,000~5,000円

約15年~21年

ピュアアクリル塗料

5,000円~

約15年

シリコン塗料

2,000~3,500円

約7~10年

光触媒塗料

5,000円~

約20年

遮熱塗料

3,720~5,000円

約15年

防水塗料

3,000~5,500円

約15年

低汚染塗料

2,000~5,000円

約10~20年

ラジカル塗料

1,800~2,800円

約15年


外壁塗装費用には、塗料などの資材にかかる料金のほかに、足場設置や養生といった付帯工事がたくさんあります。こまめに塗り替えるとそれだけ施工費が無駄にかかり、その都度、塗装会社を選定するなどとにかく手間がかかるでしょう。


なるべく長期スパンでモチの良い塗料を選んだ方が、外壁の維持・管理にかかるコストを長期的な目線で減らせるため、フッ素塗料は、魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。


坪数別・塗料グレード別の費用相場

外壁塗装の見積もりは、人件費や諸費用のほかに、既存の外壁の状態を踏まえてそれぞれの担当者が算出するため、一律にはなりません。しかし、塗料の単価からおおよその費用については目安があります。


坪数30坪における建物について、各塗料別の費用相場は以下の通りです。


坪数

塗料名

価格

20坪

【フッ素塗料】

60~100万円

アクリル塗料

30~60万円

ウレタン塗料

40~70万円

シリコン塗料

50~80万円

無機塗料

70~120万円

光触媒塗料

80~130万円

30坪

【フッ素塗料】

70~110万円

アクリル塗料

40~70万円

ウレタン塗料

50~80万円

シリコン塗料

60~90万円

無機塗料

80~130万円

光触媒塗料

90~140万円

40坪

【フッ素塗料】

80~120万円

アクリル塗料

50~80万円

ウレタン塗料

60~90万円

シリコン塗料

70~100万円

無機塗料

90~140万円

光触媒塗料

100~150万円


フッ素塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料に比べると高く、光触媒塗料や無機塗料よりは安価です。似たような価格帯となるのはシリコン塗料になります。塗装の見積もり比較を行なう際は、ぜひ参考にしてください。


フッ素塗料の初期費用とメンテナンス費用は?

フッ素塗料とその他の塗料とで、初期費用と維持費用はどのように変わるのでしょうか。フッ素塗料はシリコン塗料よりも価格が高いですが、その分、耐用年数も長いです。


以下は、坪数30坪の外壁にかかるコストを、フッ素塗料とシリコン塗料とで比較した表です。


塗料

価格

耐用年数

塗り替え回数(築30年)

総コスト

フッ素塗料

70~110万円

約15〜20年

2回

140~220万円

シリコン塗料

60~90万円

約10年

3回

180~270万円


記載の通り、初期費用の安さについてはシリコン塗料に軍配が上がります。しかし、それぞれ耐用年数を迎えるごとに塗り替えを行なうとした場合、フッ素塗料は2回の塗り替えで済むのに対し、シリコン塗料の塗り替えは3回必要です。


築30年が経過した時点でそれまでのコストを累計して比較すると、結果的にフッ素塗料の方が40〜50万円安くなります。初期費用時点での価格差が、シリコン塗料<フッ素塗料で10〜20万円であると考えると、長い目で見たときに費用が安いのはフッ素塗料です


外壁塗装にかかる費用を抑える方法

外壁塗装は、範囲や選ぶ塗料の種類によっては1回で100万円以上かかってしまいます。ご自身の状況にあったコストを抑える方法についてみていきましょう。


まず、家の購入時に外壁塗装を検討するなら助成金制度を活用してください。松山市では令和6年度の助成金における募集は終了しています。しかし、令和7年度の情報が新しく開示されるため、松山市のホームページはこまめにチェックしましょう。


次に、火災保険が活用できないか余地を探ってみましょう。
外壁は建物の設備にあたるため、塗装費用を火災保険でまかなえる可能性があります。加入されている火災保険の補償対象と、保険が適用される条件については今一度確認しておくとよいです。


最後に、外壁塗装の費用を少しでも抑えるなら、相見積もりも積極的に行なってください。各社の見積もりを比較すれば塗装会社ごとのサービス内容も比較しやすく、コストパフォーマンスに優れた塗装会社を選べるようになります。


→ 当店独自の補助金制度「ナカタさんのおうちキレイ応援金」を紹介



当店おすすめ! プロタイムズオリジナル塗料のご紹介



プロタイムズがおすすめする、フッ素を含むオリジナル塗料を2つご紹介します。


・超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR

・フッ素REVO


超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR

引用:株式会社アステックペイント


超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRは、期待耐用年数が約21〜26年と長寿命の塗料です。汚れを寄せ付けにくく、遮熱性もあるため光熱費を抑えるのにも一役買ってくれます。優れた耐候性を発揮しながら色も69色あるため、家に合う色を見つけられるでしょう。雨で汚れが簡単に流れ、遮熱性も抜群、薬剤が入っているためカビや藻の発生も抑えてくれる効果があります。


フッ素REVO

引用:株式会社アステックペイント


フッ素REVOは、耐候性に優れた変色と色褪せに強い塗料です。耐用年数は16~21年、こちらもフッ素含有量が豊富なため耐用性に優れています。特に紫外線によるダメージを受けにくくしてくれる耐候性がポイントとなるため、西日が強くあたる家や暑い季節が長い地域の家におすすめです


いずれの塗料についても当店での取り扱いがあります。
気になる方はお気軽にお問合せください。



プラチナリファインについては、当店のスタッフがブログでもご紹介しています。製品の概要や、外壁を長持ちさせるコツについて解説しているので、こちらも併せてお読みください。


関連記事 ▶プロタイムズ松山南店|ブログ
『 外壁塗装におすすめ!「プラチナリファイン」の特徴とメリットを解説 』


 フッ素塗料 vs. 他塗料 比較!


フッ素塗料は、初期費用は高額ですが、その分、耐久性・耐候性・防汚性に優れており、長期的に見ると費用対効果の高い塗料です。一方、他の塗料もそれぞれにメリット・デメリットがあります。


フッ素塗料とその他メジャーな塗料について、それぞれの違いをみていきましょう。


 

耐用年数

価格(1㎡あたり)

耐候性

防汚性

色モチ

フッ素塗料

約15年

3,000~5,000円

約15年~21年

アクリル塗料

約15年

5,000円~

約15年

ウレタン塗料

ー(△)

シリコン塗料

約7~10年

2,000~3,500円

約7~10年


フッ素塗料はランニングコストを抑え、こまめな塗り替えの手間を省いてくれる塗料です。長く住む予定の家なら、メンテナンスにかかる手間とコストも削減できるためおすすめです。建物の状態・予算・重視するポイントを考慮して選ぶようにしましょう。


こちらの記事でも塗料について解説しています。

関連記事 ▶プロタイムズ松山南店|ブログ
『【松山市】外壁塗装は塗料と工法の種類で違いが出る?会社選びのポイントも解説 』


松山市の外壁塗装はプロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】におまかせ!



フッ素塗料は耐久性に優れ、長い目で見たときのコストパフォーマンスに優れた塗料です。


シミュレーションでも判明した通り、施工費用が高くとも塗り直し回数が3回から2回になるだけで、30年後の外壁維持コストはフッ素塗料の方が安くなります。実際、それほど長く住む予定がないなら、シリコン塗料のように1㎡あたり2,000~3,500円程度の塗料でもかまいません。


しかし、ご自身が向こう30年ほど住み続ける予定であれば、十分検討の余地があるでしょう。


松山市にお住いの方で、外壁の塗り替えを検討されているなら、外壁塗装・屋根塗装はプロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】にご相談ください。


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