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松山市、松前町、伊予市、砥部町、東温市を中心に外壁塗装をしているプロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】です☆

お家は、人生で1番高い大きな買い物と言われています。慎重に考え、気に入った外観、内装に仕上げて建てた思い出をみなさんが持っています。何年も住み慣れたお家ですので、なかなか変化に気づかないこともありますが、みなさんのお家の外壁は汚れていませんか?

外壁の汚れは、放置すると建物の寿命を縮めるだけでなく、美観も損ねます。定期的な診断と適切なメンテナンスが大切です。

この記事を見ることで、

・松山市の気候が外壁に与える影響

・外壁汚れの種類と原因

・自宅に合った掃除方法や注意点

・外壁塗装の費用相場や塗料選びのポイント

が分かります。

外壁塗装のプロである私たちが解説します。

外壁の汚れが気になる方、これから外壁塗装を検討されている方はぜひご覧ください。



1. 知っておきたい!松山市の気候と外壁汚れの関係性





松山市は、穏やかな気候で住みやすい土地とされています。この気候が気に入って住み続けているという方も多いのではないでしょうか。

そこで、気候とお家の汚れの関係性について簡単にご紹介いたします。

また、汚れを放置してしまうリスクや劣化症状についても解説します。

気候に関係する特有の汚れはある?

・松山市の気候

温暖な瀬戸内海気候で、年平均気温は16.8度と住みやすい気候です。年間降水量は約1,300mmと、全体的に少なめで、積雪もごく少量、台風の通過も比較的少なく恵まれた気候条件といえます。

▼引用 ➡ 松山市公式ホームページ|

  『松山市の位置・気候・地形・人口』


・外壁の汚れ

松山市特有というわけではなく、雨風にさらされている外壁は、土埃、排気ガスなどの汚れが付着します。
また、劣化した外壁は防水性が低下し、雨水を吸収し、乾燥するというサイクルを繰り返し、ひび割れなどの症状を起こします。外壁の汚れは、劣化を促進してしまう要因にもなります。

外壁の汚れを放置するリスク


外壁の汚れは、土埃やコケ、カビ、排気ガスなどが付着しているものです。これらを放置してしまうと、外壁の劣化を促すことになり、様々な症状が出てきます。

【外壁の汚れを放置してしまった例】

・ひび割れ

外壁にひび割れが発生してしまっています。外壁表面の塗装の劣化により、防水性能が低下したことにより起こります。

・雨漏り

ひび割れ箇所が広がり、そこから雨水が入ることで雨漏りしてしまいます。雨漏りは屋根からするものというイメージがあるかもしれませんが、外壁からの雨漏りが起こることもあります。そのため、外壁の劣化が雨漏りの原因であることに気づかず、修繕のタイミングが遅れ、大規模な工事が必要になってしまうこともあります。

・構造材の腐食

雨漏りにより雨水が建物内部に浸入すると、構造材(柱や土台など)が腐食してしまいます。ひび割れに気づいた時には、雨漏りの状態が数年続いてしまっているということもあります。数年間かけて、雨水が内部の木材を腐らせていってしまいます。

・シロアリ被害

木材が腐食すると、シロアリ被害に遭ってしまう可能性があります。シロアリが住み着くと、劣化の進行は急速に早まり、被害に遭ってしまった場合は大規模な修繕が必要になります。


外壁の汚れは一見大したことのないように見えますが、放置してしまうと外壁の劣化を促し、雨漏りを引き起こしてしまう可能性があります。

雨漏りしてしまうと、建物内部の劣化につながり、耐震性の低下、断熱性能の低下を招いてしまいます。必要なタイミングで適切なメンテナンスを行なうことが、お家の寿命を伸ばすために大切です。

2. あなたの家は大丈夫?代表的な外壁汚れの種類と特徴を徹底解説





「毎日出入りして見ている家だから、特になんともなさそうだけど・・・」

と思っているそこのあなた。

身近なものほど、実は気づくことが遅くなりがちです。

実際に劣化診断を行ってみると、何箇所もひび割れが発見され、全然気づかなかったということは多いです。

簡単にセルフチェックをすることもできますので、代表的な外壁汚れの種類と特徴、劣化症状を解説いたします。


【外壁の汚れ・劣化症状】

・カビ、コケ

外壁に緑色の部分ができていると、それはコケが繁殖し付着しているものです。コケが生えてくると、黒い点状の汚れが付着することもあり、それはカビになります。日当たりが悪く、風通しの悪い北面で特に発生しやすいです。
外壁の劣化を早める原因になり、これらの胞子はアレルギーを起こすこともありますので、できるだけ早急に除去をおすすめしています。

外壁に付着するコケについての詳細は、こちらでもご紹介しています。



・土埃、排気ガスによる汚れ

外壁に付着している茶色の粉のようなものは、土埃や排気ガスなどになります。汚れが雨水を多く含むようになり、外壁の劣化を早めます。

・塩害による劣化促進

海から5キロもしくは10キロ圏内は、塩害の被害を受ける可能性があり、塩分を多く含んだ潮風で外壁の劣化が早まります。

塩害地域では、他の地域よりも劣化が早く、外壁の汚れも速く目立つようになる傾向にあります。

・サビ

鉄部がある場合は、その防水性が低下するとサビが発生します。サビは見た目も悪いですが、放置してしまうと、どんどんと広がっていき、穴が空いてしまうこともあります。

・色褪せ

色褪せは、本来の色から褪せてきてしまったもので、塗料の劣化の初期症状です。色褪せしてきたら、そろそろ再塗装の時期が来ていると判断できます。

・チョーキング現象

チョーキング現象は、外壁を手で触ると粉のようなものが付着する現象です。劣化した塗料の色をつける成分が浮き出てきてしまっています。


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・反り

外壁の反りは、サイディングボードが手前に反ってきている症状です。外壁の防水性の低下により、雨水を吸収・乾燥を繰り返すことで起こります。

・ひび割れ

外壁のひび割れは、表面だけの小さなひび割れであれば塗装工事で埋まりますが、大きなものは補修が必要になります。ひび割れが多いと、張り替え工事が必要になることもあります。


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これらの汚れ、劣化症状を放置してしまうと、自分で対処することは難しくなってしまいます。汚れが付着して間もない頃は、ご自分でも掃除ができ、外壁の劣化も少ない状態でしょう。できれば、この状態で外壁塗装を行ってあげることで、大きな劣化を防ぐことができます。

サビ、反り、ひび割れという症状が出てくると、専門的な工事が必要になってきます。劣化度合いによっては、外壁の張り替えなど比較的大きな工事を要することもあります。

汚れに気づいた際には、そろそろ外壁塗装をしてあげたほうが良い時期であると考えましょう。

3. 【外壁洗浄と塗装の違い】汚れを落とす最適な方法とは?




外壁洗浄と塗装は、どっちが良い?

それぞれの違いと、どのような場面でどちらを選ぶべきかを解説いたします。

外壁洗浄と外壁塗装の違い

外壁洗浄とは、外壁に汚れを浮かす洗剤をつけて、高圧洗浄機や専用のブラシなどを用いて洗う作業の事で、比較的簡単に落ちる汚れを除去することができます。ご自身で洗浄を行なうこともできますし、専門業者に依頼して行なう場合もあります。ただし、あまり強く洗浄してしまうと、外壁の劣化を早めてしまいますので、あくまでも簡単に落ちる汚れだけの対処になります。

外壁塗装は、塗料を塗る作業のことですが、塗装する前に高圧洗浄も行います。高圧洗浄をすることで汚れを落とし、外壁と塗料の密着を良くします。

つまり、外壁洗浄は洗うだけ、外壁塗装は洗浄と塗装を行なうと覚えておきましょう。

外壁洗浄がおすすめのケース

基本的には、外壁の汚れ・劣化には外壁塗装を行いますが、外壁洗浄がおすすめのケースもあります。
それは、築年数が浅く、まだ外壁の塗膜が正常な状態である場合です。また、塗装の劣化が少ない状態で再塗装を行なうのは、コスト的にもったいないですよね。

このような場合には、外壁洗浄で汚れをある程度落としてあげ、外壁の劣化を抑えつつ、美観も維持するのがおすすめです。

外壁洗浄の費用相場は、5万円~25万円(足場代含む)です。

外壁塗装が必要な場合

コケ、カビが簡単な洗浄で落ちない、築年数が経過し、塗装の劣化症状も見られる場合には、外壁塗装が必要と判断されます。

外壁塗装工事では、業務用の高圧洗浄機で汚れを落とします。コケ、カビも落ち切らないものに関しては、防カビ性のある塗料や光触媒塗料で塗装をすれば死滅することができます。そのため、コケ、カビが再度そこから繁殖するということはありません。

外壁塗装の費用相場は、100万円~150万円(洗浄費、足場代含む)です。

4. 【危険⚠️】高圧洗浄機を自分で使うリスクを知っていますか?



家庭用の高圧洗浄機が普及してきて、外壁を洗う方も増えてきています。

しかし、高圧洗浄機を自分で使うには注意しなければいけないこともあります。これから紹介するメリット・デメリット、リスクについてよく理解した上で使用するようにしましょう。

自分で高圧洗浄を行なうメリット・デメリット

  メリット 

・手軽

・業者に依頼するより安価

 デメリット 

・適切な水圧で洗浄しないと外壁の塗膜が傷む

・ひび割れていることに気付かず、ひび割れを悪化させる

・コーキングの破損の可能性

・水の室内への浸入

非常に手軽な高圧洗浄機ですが、実はデメリットも多くあります。

これについてさらに詳しくご紹介いたします。

外壁への高圧洗浄の危険性

「外壁塗装の際に高圧洗浄をするのだから、自分でやっても問題ない」というのは、間違いです。
高圧洗浄後に、外壁塗装をするのであれば問題ないのですが、洗浄だけを行なうことが実はリスクのある行為になります。

強い圧力で外壁に水を当てると塗装が傷んでしまうことになり、劣化が早まり、逆に汚れがつきやすくなってしまうことがあります。さらに、物理的に外壁が剥がれる、目地部分のコーキングが剥がれる、隙間から室内に水が浸入してしまうこともあります。また、作業に慣れていないと、汚れた水が飛散してしまい、近隣トラブルを招くこともあります。これらのリスクを知った上で、自分で高圧洗浄を行なう場合には、優しく弱い圧力で行なうようにしましょう。

できれば専門業者に依頼した方が、安全で確実に汚れを落とすことができます。外壁の汚れを落とすつもりが、逆効果になってしまうことがありますので、まずは専門業者に相談してみることをおすすめします。


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5. 実は自分でできる!外壁汚れを予防する効果的な方法を紹介



外壁の汚れは、定期的に簡単な作業を行なうことで予防することができます。汚れていないように見える場合も、半年に1回など点検をするようにしましょう。

具体的には、以下のことを行えば外壁の汚れを簡単に防止できます。

・定期的なセルフチェック

外壁を1周ぐるっと点検し、汚れが付着していないか、ひび割れなどの劣化症状が出ていないかを確認しましょう。

専門家でないと見落としてしまうことがあるので、できれば専門業者に定期点検だけでも依頼すると安心です。

・水拭き

汚れを発見したら、柔らかいタオルなどで優しく水拭きをして見ましょう。埃やコケなどは、塗膜がまだ正常で、表面に付着しているだけなら簡単に拭き取ることができます。


汚れがなかなか落ちない場合や、塗装の劣化が心配な方は専門業者に依頼しましょう。点検診断だけであれば、無料で行ってくれる業者も多いので、いつが適切な塗装時期かも教えてくれます。

6. 【汚れを防いで美観を保つ】外壁塗装の役割と種類、費用、選び方のポイント



外壁の汚れには、外壁塗装がその予防と対策に効果的です。

外壁塗装の役割、塗料の種類・費用、松山市にお住まいの方におすすめの工事プランをご紹介いたします。

外壁塗装の3つの役割

・美観の維持

・防水性向上

・建物の保護

外壁塗装を行なうことで、新築のような美しい外観を取り戻し、防水性を保ち、建物の寿命を伸ばすことができます。

お家にとって、雨風にさらされている外壁は、最も定期的なメンテナンスが必要な部位であるといえます。

塗料の種類

塗料は、樹脂の種類によってグレードが異なり、耐用年数・費用相場は表のようになります。

グレード塗料の種類外壁塗装の費用相場 *60坪で換算耐用年数特徴
アクリル70万円~100万円約3~5年価格が安い、塗り替えを楽しみたい方向け
 ウレタン80万円~110万円約5~7年一般的に新築住宅によく使われる。
価格と機能のバランスがいい
シリコン90万円~120万円約7~10年耐久性がある、 コストパフォーマンスに優れている。
 フッ素100万円~140万円約15年~塗料の寿命が非常に長く、 耐久性に優れている。
無機110万円~160万円約15年〜20年最も耐久性が高い 、屋根などに使われる





松山市ではシリコン塗料以上がおすすめ

松山市は、比較的穏やかな気候であるため、台風などにより外壁が損傷するリスクが少ないです。しかし、塩害による外壁の劣化が早まる傾向にありますので、できるだけ耐久性が長い塗料を使用した方が良いでしょう。

そのため、シリコン塗料以上のグレードがおすすめとなっています。

中でもアステックペイントの「超低汚染プラチナリファインシリーズ」が人気です。


・期待耐用年数、最大26年という高い耐候性

・高い防カビ・防藻性が付与されている

・遮熱塗料メーカーシェアアステックペイントが製造しているため、遮熱性にも優れている

シリーズ内の高グレードであるフッ素塗料では、紫外線などの劣化要因に対して高い耐性を発揮し建物を長期間保護する高耐候性や、独自の無機成分配合技術により緻密な塗膜を形成し最高水準の“超”低汚染性を発揮する超低汚染性を持っています。

塗装後も汚れにくい、綺麗な外壁を維持したいという方におすすめです。

7. まとめ:適切な知識と専門家のサポートで、大切な住まいを長く美しく保ちましょう



外壁の汚れに悩まされている方も、この記事を読んで適切な対処法について知ることができたのではないでしょうか。

汚れは、

 ・コケ、カビ

 ・土埃、排気ガス

などの原因となっており、この汚れは美観を損ねるだけでなく、外壁の劣化を促してしまいます。

外壁の劣化は、ひび割れなどを引き起こし、雨漏りやシロアリ被害のリスクを高めます。劣化を放置するのではなく、できるだけ早期にメンテナンスを行なってあげることで、お家の耐久性を維持することができます。
セルフチェックにより、外壁の汚れを早期に取り除くこともできますが、ご自身での清掃はデメリットもあります。綺麗にしようと思ってしたことが、反対に外壁を傷め、汚れやすくしてしまうこともあります。

大切なお家だからこそ、塗装会社に定期点検を依頼し、適切な時期に塗装工事を行なうことで、汚れに強いお家にすることができます。

松山市で豊富な実績があり、認定施工店のみが扱える汚れに強い塗料もあります。

外壁塗装・屋根塗装はプロタイムズ松山南店【株式会社ナカタ】にご相談ください!

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