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こんにちは。本日は、1度は聞いたことのあるコーキングについてお話させていただきます!

パッと思いつくコーキングが使われている場所、思いつきますか??

コーキングの種類

①【成分】シリコーン

 【施工に適した場所】キッチン・浴室・トイレ等、内装の水回り

 【性能・特徴】耐水性が高いので、常に水を使用する内装箇所で使用される

システムキッチンのイラスト

②【成分】変性シリコン

 【施工に適した場所】サイディング外壁の目地・各種屋根材や金属材

 【性能・特徴】塗装面でも使用できる。柔軟性があり、運動性の大きい金属類にも使用できる

③【成分】アクリル

 【施工に適した場所】ALCパネルの目地・モルタル外壁のひび割れ・サッシと壁の隙間

 【性能・特徴】水溶性で施工がしやすい 

        耐久性は低いので、外壁の塗替えに伴う打ち替えにはあまり使用されない

④【成分】ポリウレタン

 【施工に適した場所】コンクリートのひび割れ・木材、金属、配管やダクト周りの目地

 【性能・特徴】耐久性に優れている・変成シリコンよりも安価で、建材との密着性が高い 

コンクリート打ちっぱなしの家のイラスト

コーキングの役割

①クッションの役割

サイデイングボードやALC(軽量発泡コンクリート)の外壁のお家の方もおおいのではないですか?

これらの外壁は、目には見えませんが気温や湿度の変化で少しずつ伸縮をしています!隙間を設けずに設置をすると、壁材同士が衝突し破損してしまいます。

そのために一定の隙間を設けて設置をする必要があります。この隙間を目地といってコーキングで埋めることで、クッションの役割を果たしています。

②防水の役割

雨天時に水が浸入し、雨漏りの原因となります。これは室内で水を使用する場所でも同じです。外壁材を守るためにも、コーキングは外も中も必須の存在です。

コーキングの打ち替えと増し打ち

◆打ち替え:ひび割れ、洗浄しても落ちない汚れの場合

メリット:新築時と同等の性能を発揮する

デメリット:費用が高い、手間がかかり後期も長い

増し打ち:比較的軽度のひび割れの場合

メリット:費用が抑えられる、工期が短い

デメリット:既存のコーキングと相性が悪いと剥がれる可能性がある

      特定の条件下でないと行えない

以上をふまえると、一見増し打ちのほうがお得に思えますが、

住宅の防水・耐震という観点から見ると、新しく打ち替えする方をお勧めします!

コーキングは住宅にとってなくてはならない存在です。外壁塗装と一緒に修繕をお勧めします。

外壁調査の際もコーキングの劣化状態も診させていただきます。

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